2023/2/9(木)10:20〜16:30 無料オンライン配信 視聴はこちら
2022年度は、2030年までの国際宇宙ステーション(ISS)運用延長に日本政府が参加を表明するなど、今後の宇宙環境利用への転機となる年となりました。
これまで多くの成果を創出してきた国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟での宇宙環境利用が継続されることにより、引き続き地球低軌道での民間宇宙利用や、国の課題解決の取り組み(研究や公的利用)、国際宇宙探査に向けた技術実証が進み、有人宇宙活動の発展が期待できます。そして、いずれ訪れるポストISSに向け、準備していくことが求められており、「きぼう」利用も新たなステージに進みます。
“ISS・「きぼう」利用シンポジウム2023” では、2030年以降の目指すべき姿やそれに向けた2030年までの取り組みなどについて、皆様と共有・議論することを目的として開催いたします。宇宙環境利用について先進的な取り組みを行っている方々をビジネス領域と科学技術領域、そして米国からも登壇者としてお招きし、JAXAの役職員とともに“ ROAD TO 2030”として今後の道筋を発信いたします。
さらに、今回はシンポジウムの開催前に“事前特番『きぼうドキュメンタリー』” を皆様にお届けします。普段はなかなかお伝えしきれていない宇宙開発の最前線を、「きぼう」を舞台に活躍する学生や社会人の姿を通して追体験しながらお楽しみください。
皆様にご参加いただけますことを心よりお待ちしております。
「きぼう」利用は、大学、研究機関をはじめ、民間企業による宇宙実験や技術実証などにも拡がっています。
きぼう利用シンポジウムに参加され、「きぼう」利用について検討を始めたい皆様と実際に宇宙実験を行うJAXA担当をつなぐ、オンラインでの個別相談会を実施します。
宇宙ビジネス等に関する具体的なご質問はもちろん、成果を利用者が占有・非公開とすることができる有償でのビジネス利用に関するご質問や、「宇宙での技術実証のノウハウが無い」「宇宙環境でどのようなことができるか分からない」等といったアイデア段階のビジネス検討のご相談でも結構です。
ぜひこの機会を活用していただき、どうぞお気軽にご相談ください。
オンライン個別相談会 参加申込フォーム(申込締切:2月17日(金)17:00まで)