2024/2/22(木) 10:30〜18:00 アーカイブ視聴はこちらから

概要
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開催趣旨

“「きぼう」とともに歩む未知 ” をシンポジウムスローガンとして、『国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」利用シンポジウム2024』を開催します。

これまで宇宙環境を活用して多くの成果を創出してきたISS・「きぼう」日本実験棟は、2008年の実験開始から15年以上が経過し、成熟期とも呼ぶべき段階に差し掛かりました。2023年度は、国際宇宙ステーション(ISS)での古川宇宙飛行士の活躍など、ISS延長期間における利用促進に取り組みつつ、民間企業を中心としたポストISSに向けた取組みが始まるなど、「きぼう」からつながる地球低軌道活動を見据えた取り組みが着実に進む年となりました。

また、国の宇宙政策の基本方針を示す宇宙基本計画(2023年6月改訂)にて、ポストISSを見据えた2030年以降の地球低軌道活動の将来像や具体的な取り組みが明確化されました。今年度のISS・「きぼう」利用シンポジウムは、上記を踏まえて改訂を予定している次期きぼう利用戦略(※1)をベースとして、ISS・「きぼう」における最新の取り組みやポストISSへのシームレスな移行に向けた検討状況などを皆様と共有し、限りあるISS・「きぼう」のリソースの中での成果最大化や未来へと続く地球低軌道利用について議論することを目的として開催します。

さらに今回は、今後の有人宇宙探査活動を支える基盤としての「きぼう」と地球低軌道利用からのシームレスなつながりを意識して、「きぼう」のその先にある国際探査活動についてのセッションを設けており、「きぼう」からの“発展性”や“将来へのつながり”を感じられるようなプログラム構成といたしました。

なお、プレゼンテーションやディスカッションを行うメイン会場の隣には、現地に足を運んでいただくことで得られる"つながり"や"情報" が提供できるよう、JAXAおよび参画企業の展示ブースや、現地で質問や商談などを行えるスペースなどを準備したサブ会場を設けます。オンラインで同時配信を予定しておりますが、是非会場にお越しください。

上記以外にも、コアな宇宙ファンにも喜んでいただける事前対談や、宇宙飛行士からのメッセージ、「きぼう」利用シンポジウム初となるVTuberナビゲータの参加など、すでに宇宙に興味をもっていただけている・すでに宇宙を利用いただいている方々にも、宇宙にあまり馴染みのない方々にも楽しんでいただけるコンテンツとなっております。

本シンポジウムを通して「きぼう」利用の成果や可能性、そして地球低軌道活動の未来を感じていただけましたら幸いです。
皆様にご参加いただけますことを心よりお待ちしております。


※1 きぼう利用戦略
https://humans-in-space.jaxa.jp/kibouser/information/scheme/
「きぼう利用戦略」は、「きぼう」を利用する方針や戦略をまとめ、限られたリソースの中で成果の最大化を図り、実行計画に具体化して事業を進めるためにJAXA有人部門が策定した文書です。現在第3版が最新となっております。第3版制定後、2030年までの国際宇宙ステーション(ISS)運用延長に対する日本政府の参加表明や、新しい宇宙基本計画に、ポストISSを見据えた2030年以降の地球低軌道活動の将来像や具体的な取組が明確化されたことを受け、「きぼう」利用戦略 第4版の制定を予定致しております。

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